メニュー
yu-to
管理者
本ブログを運営しているyu-toと申します。

高校数学の解説や公務員試験問題の解説、データサイエンスについての記事を書いていきます!

「データサイエンス×教育」に興味があり、日々勉学に励んでいます。

少しでも役に立つ情報の発信をしていきますのでぜひ読んでください。

また、同志からのお声がけはとても励みになります。ぜひ、コメントやメール、SNS等でご連絡ください!
カテゴリー

【公務員試験対策】『数的推理』不等式

  • URLをコピーしました!

これから公務員試験数学範囲の勉強を始める方へ

まずは、『範囲と対策方法』を知りましょう!

公務員試験対策(不等式)

今回は公務員試験対策問題として、不等式の問題を扱います!

今回の不等式の問題のポイントは、「黒字」と「赤字」というワードです。

この 2 つのワードから不等式が思い浮かぶでしょうか?浮かばなかった人はここで確認できてよかったです!

黒字ということは、
売り上げが仕入れ値を上回ったということで、
「(売り上げ) > (仕入れ)」という不等式が成り立ちますし、

赤字ということは、
仕入れ値が売り上げを上回ったということで、
「(仕入れ) > (売り上げ)」という不等式が成り立ちます。

では、実際に問題を解いてみましょう!

不等式(問題)

ある品物を 25 個仕入れ、原価の 2 割の利益を見込んで定価を設定し、販売した。しかし、売れ残りが発生したので、定価の 4 割引きで販売したところ全て売れた。後ほど調べると、あと 1 個でも定価で販売できていなかった場合、赤字となっていたことがわかった。定価で販売した品物は何個か。

1. 13 個
2. 14個
3. 15個
4. 16個
5. 17個

不等式(解説)

〈前提〉

原価とは、商品やサービスを提供する際の元となるお金、あるいは、提供するために使ったお金のことを指します。
今回なら、仕入れた品物の値段のことです。

定価とは、実際にものを売るときの値段を指します。
今回なら、2 割の利益を見込んで設定した値段のことです。

原価を x 円、定価で販売した品物の個数を y 個 とおくと、

2 割の利益を見込んだ定価は、1.2x

売り上げは、1.2xy

定価の 4 割引きは、0.6×1.2x)

売り上げは、0.6×1.2x(25y)

黒字だったことより、
「(売り上げ) > (仕入れ値)」となるので、

1.2xy+0.6×1.2x(25y)>25x

1.2y+0.6×1.2(25y)>25

1.2y+0.72(25y)>25

0.48y>7

y>14.5

よって、正答は 3

おわりに

さいごまで読んでいただきありがとうございました!

『統計の扉』で書いている記事

  • 高校数学の解説
  • 公務員試験の数学
  • 統計学(統計検定2級レベル)

ぜひご覧ください!

数学でお困りの方は、コメントやXでご連絡ください。(Xはこちら

私自身、数学が得意になれたのはただ運が良かったんだと思っています。たまたま親が通塾させることに積極的だったり、友達が入るって理由でそろばんに入れたり、他の科目が壊滅的だったおかげで数学が(相対的に)得意だと勘違いできたり。

”たまたま”得意になれたこの恩を、今数学の学習に困っている人に還元できたらなと思っています。お金は取りません。できる限り(何百人から連絡が来たら難しいかもですが…)真摯に向き合おうと思っていますのでオアシスだと思ってご連絡ください。

  • URLをコピーしました!