特定の倍数になる証明問題
今回は問題の条件をもとにして特定の倍数について考える問題です。

証明問題って難しいですよね…
流れを系統立てて書かなければならないことや証明の仕方の多様性など、解きにくい点は多々ありますが、大事なことは方針を立ててから書き始めるということです。やみくもに書いていてもできるようにはならないので、この記事を通して証明の考え方を学んでいきましょう。
倍数の証明問題
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答案の例
さらに、
なので、
解説
証明をする際は、先にも書いた通り、まず方針を立てる必要があります。
しかし、証明に必要な情報が頭の中に点在していないと、そもそもそれらをつなぎ合わせて方針を立てることができませんね。そこで、証明の方針を立てるために、バラバラでもいいのでとりあえずたくさんの情報を集めておきましょう。
イメージとしては、ジグソーパズルを思い浮かべてもらうといいかもしれません。ピースがないと、そもそもパズルを組み立てることができないので、一つひとつのピースをまずはかき集める感じですね。
では実際にやっていきましょう。
~情報収集~
① 、
② 、
③、
④、
⑤、
ここまでで情報収集は終わりです。
~方針~
①、
②、
③、
④、
⑤、
あとはこの手順でキレイに答案を完成させればおしまいです。
基本的に答えのみを答える問題でない限り、頭の中で方針を定めてから書き始めると書きやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
おわりに
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
『統計の扉』で書いている記事
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私自身、数学が得意になれたのはただ運が良かったんだと思っています。たまたま親が通塾させることに積極的だったり、友達が入るって理由でそろばんに入れたり、他の科目が壊滅的だったおかげで数学が(相対的に)得意だと勘違いできたり。
”たまたま”得意になれたこの恩を、今数学の学習に困っている人に還元できたらなと思っています。お金は取りません。できる限り(何百人から連絡が来たら難しいかもですが…)真摯に向き合おうと思っていますのでオアシスだと思ってご連絡ください。