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コロナの蔓延により、オンライン授業の需要が爆発的に高まりました。小学校から大学、塾の授業に取り入れられるだけでなく、企業でもオンラインを活用してプレゼンやミーティングが実施されています。
私は、コロナが広がる2年ほど前からオンラインを活用して家庭教師を続けていましたがこんな世界になるとは予想だにしていませんでした…
(2023年11月)最近は少しコロナも落ち着き普段通りの生活に戻りつつありますが、
「今後オンライン授業はどうなっていくのでしょうか?」
この記事では、
・オンライン授業とは
・オンライン授業のメリット/デメリット
・今後のオンライン授業の在り方
についてまとめていきます。
オンライン授業とは?
オンライン授業は大きく2種類に分かれます。
① 同期型授業
② 非同期型授業
同期型?非同期型?
詳しく説明していきますね!
同期型授業
同期型授業は、「同時」かつ「双方向」で映像・音声のやり取りを行う『リアルタイムの授業』ことで、主に教師が主体で行われる授業のことです。
非同期型授業
非同期型授業は、メディアを利用して講義内容を教授する授業のことで、代表例としては、『オンデマンド授業』のように、教師が録画したものを生徒が電子デバイスで視聴する授業が挙げられます。
同期型・非同期型併用
『オンデマンド授業(非同期型授業)』を受けた上で、『リアルタイム授業(同期型授業)』を受けるといった併用型です。
ここではオンライン授業を種類別で紹介しましたが、対面授業とオンライン授業を組み合わせた授業も各教育機関で行われるようになってきています。
オンライン授業のメリット・デメリット
オンライン授業の種類を踏まえた上で、メリット・デメリットをまとめます。
オンライン授業のメリット
メリット① 場所の制約がない
自宅から受けられるため、特定の場所に移動する必要がありません。『リアルタイム授業』ですと、周りの騒音がない場所が適切なので自宅から受講する場合が多いと思いますが、『オンデマンド授業』は録画した講義を視聴する形なので、カフェなど自分にとって集中できる場所を選ぶことができます。
メリット② 時間的制約がない
『オンデマンド授業』の場合、前述した通り録画の講義になるので自分の好きなタイミングで受講することができます。『リアルタイム授業』の場合もオンデマンド授業ほどではないものの、講師側の移動が生じない分都合が合わせやすいメリットもあります。
メリット③ 費用が安く済む
移動する必要がない分、交通費がかからないため安く済む場合があります。また、オンライン授業をメインコンテンツとしているオンライン塾においては、塾を構える場所代(家賃)がかかっていない分授業料が安い場合もあります。
オンライン授業のデメリット
デメリット① 通信環境の制約がある
Wifiを必要とするので、通信環境によっては授業を中断する必要が出てきます。通信状況が悪いと、画面がかくついたり、音声が途切れたりします。場合によっては、WifiやPCを再起動する必要もあります。
デメリット② 教師の身振り手ぶりが確認できない
我々はコミュニケーションを取る上で、話し手のビジュアル面から50%以上の情報を得ていると言われています。(メラビアンの法則)そのため、教師の伝えようとしている重要部分に察知しにくい場合があります。
デメリット③ アプリのインストールが必要
”アプリ” とか “インストール” など具体的に何をやればいいのかわからずに難しさを感じる場合があります。また、複数のネットツールを用いる場合、複数のアカウントを所持する可能性が出てくるので、アカウント管理も面倒になってくるかもしれません。
気をつけるべき5つのこと
ここでは、オンライン授業で気をつけることを、オンライン授業を受ける側と提供する側に分けてまとめました。
授業を受ける側だけでなく、オンラインで発表したりプレゼンをする機会がある方もぜひ参考にしてください!
受ける側
① 授業と授業以外にメリハリをつける
自宅で授業を受けるため、娯楽の時間と授業時間のメリハリが重要となります。授業によっては、画面をオフにした状態での受講が推奨されている場合もあり、どうしてもサボりがちになってしまいます。そのため、自宅の中で学習をする場所と娯楽をする場所を分けるなど、対面授業よりも一層メリハリが重要になります。
② 適度な運動
オンライン授業だと、知らず知らずのうちに長時間椅子に座りっぱなしになっていたり、家に篭りがちになってしまいます。また、長時間画面を見ているのは目や腰にも良くありません。ストレッチをしたり、散歩にでかけるなど適度な運動が必要になります。
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話者側
③ 音質チェック
音質が悪いと話し手の話に集中できなくなってしまいます。本体のマイクを使用するのかイヤホンのマイクを使用するのかでもかなり変わりますので、事前に知り合いにお願いし音質チェックをしてもらいましょう。アプリによっては背景雑音を抑制してくれる機能がついています(zoomにはついています)。そういった機能を活用して、聞き手に集中して聞いてもらえるような環境を整えましょう。
④ 写り方
オンラインで発表する場合、聞き手からの見え方はPCの画面上のみとなります。発表に夢中になっていると、発表スライドや聞き手に集中してしまい画面から見切れてしまうことがあります。また、部屋の明るさやカメラの角度などによっても聞き手に与える印象が変わります。発表中映っている自分の写り方をチラチラと見ながら写り具合をチェックしましょう。
⑤ プレゼン方法
プレゼンは聞き手を飽きさせない工夫が必要です。オンライン上で聞き手に与えられる情報は、画面に映っているもののみとなってしまうため、オンライン上でのプレゼンはオフライン以上にスライド作成が必要になるでしょう。ごちゃごちゃと情報をまとめただけのスライドはかえって伝わりづらくなりますが、自分のプレゼンをサポートするスライドを簡単にでも用意しましょう。
オンライン授業の今後の在り方
コロナのパンデミックがオンライン学習の需要を増加させ、多くの学生や仕事を持つ人々が遠隔で学びや仕事を続けることを余儀なくされました。この経験が、オンライン授業やリモートワークの概念を一般化させ、今後も一定の需要が続く可能性があります。
しかし一方で、教育環境や業界によっては、対面の学習や仕事が不可欠である場合もあります。また、オンライン学習には通信環境の整備や生徒の状況管理など解決すべき課題がいくつか存在し、完全に代替できない場面もあるでしょう。
重要なのは、
「100%オンラインだけで完結させようとしないこと」
「オンライン授業に向いてる人向いていない人がいること」
必要に応じて対面での学習も取り入れることや自分の置かれている状況や性格上向いているのか否かを見極めることが重要です!
自分に合うオンライン塾や家庭教師を探してみよう!
おわりに
以上がオンライン授業の定義と注意点でした。
オンライン授業は便利な反面、独特な注意点もいくつかあります。大学生の場合は、各大学の授業形態に合わせる必要があるので、選択の余地がないかもしれません。その場合は、各授業の特性に合わせて受講する必要があります。また、受験生の場合は、自分で授業の種類を選ぶことができます。対面のみにするのも良いですし、対面とオンラインを併用する方法も良いかと思います。
自分に合った授業形態を再検討してみはいかがでしょうか?受験対策やオンライン授業に対するお悩みはこちらからいつでもお待ちしております。
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
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