円に内接する四角形
今回は円に内接する四角形についての問題です。
円に内接する四角形とは、四角形の各頂点が円周上にあり、四角形が円の内側に位置している状態のことです。
↓こんな感じです。

円に内接する四角形にはある性質があります。その性質が立式のヒントになるのでしっかりと押さえておきましょう!
円に内接する四角形の性質
円に内接する四角形
という性質を持っています。つまり、片方の角度を
となります。

非常に大切な定理になりますのでしっかりと確認しましょう!
正弦定理と余弦定理


正弦定理
余弦定理
三角比を用いた三角形の面積


与えられている辺の大きさや角度によって下記の公式を使い分けましょう。
図を描く
問題文を見ながら図を描いていきます。
最初から正確な図を描く必要はありません。問題を解いていく中で微調整を繰り返していくイメージです。


円に内接する四角形の問題
円に内接する四角形
(1)
(2) 四角形
>>詳細はこちらから
答案の例
(1)




よって、
(2) 四角形
よって、四角形
解説
(1)




(2) 四角形
面積を求める


図のように、
よって、四角形
おわりに
今回は、円に内接する四角形についての問題でした!
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
『統計の扉』で書いている記事
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私自身、数学が得意になれたのはただ運が良かったんだと思っています。たまたま親が通塾させることに積極的だったり、友達が入るって理由でそろばんに入れたり、他の科目が壊滅的だったおかげで数学が(相対的に)得意だと勘違いできたり。
”たまたま”得意になれたこの恩を、今数学の学習に困っている人に還元できたらなと思っています。お金は取りません。できる限り(何百人から連絡が来たら難しいかもですが…)真摯に向き合おうと思っていますのでオアシスだと思ってご連絡ください。