条件付き確率(赤玉\白玉編)
今回は、ある決められた前提条件のもとで確率を考える、条件付き確率の問題を扱っていきます。
条件付き確率は、問題文に「〜のとき」のように書かれていることが多いです。具体的な問題に入る前に、ひとまず条件付き確率の公式を見ていきましょう。
公式の複雑さに惑わされてはいけません。この記事を通して解く際のイメージを解説していきますので、一緒にゆっくりと見ていきましょう!
条件付き確率の公式
事象
「事象
通常の確率と条件付き確率の違い
通常の確率
条件付き確率
通常の確率と条件付き確率では、分母の表し方が異なります。単純な例題で少し考えてみます。
例題)
男子
① ランダムに
② 最初の
①は、ただ
(最終的な答えまでは解説せず、分母だけに絞って説明します。)
②は、最初の
まず、
この値が上記の「条件のパターン」の部分になるので、②では
このように、前提条件の部分が分母になる点で、今までの確率とは少し違ってくるわけです。では、具体的な問題を見ていきましょう。
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条件付き確率の問題
赤玉
答案の例
答案の例① 確率の基本の公式に当てはめる
「
よって、
次に、「
よって、
したがって、
答案の例② 条件付き確率の公式に当てはめる
事象
事象
とする。
よって、
解説
解法①と解法②は、答案は異なりますが、考え方は同じです。つまり、前提条件を分母において、確率を計算しているのです。
解法②の方は、条件付き確率の公式を使っているので、
解法①の方が、確率の基本的な考え方に沿って計算しているので、場合によってはわかりやすく理解できるかもしれません。
どちらで考えるかは、お好みですね。
解法① 確率の基本の公式に当てはめる
条件を満たすパターン
条件は「
条件を満たすパターンは、
「
よって、
求めたいパターン
「
よって、
したがって、※の式に代入すると、
解法② 条件付き確率の公式に当てはめる
事象
事象
とする。公式に必要な
これらを
おわりに
今回は、赤玉と白玉が入ってる袋から玉を取り出す条件付き確率の問題でした。
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
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私自身、数学が得意になれたのはただ運が良かったんだと思っています。たまたま親が通塾させることに積極的だったり、友達が入るって理由でそろばんに入れたり、他の科目が壊滅的だったおかげで数学が(相対的に)得意だと勘違いできたり。
”たまたま”得意になれたこの恩を、今数学の学習に困っている人に還元できたらなと思っています。お金は取りません。できる限り(何百人から連絡が来たら難しいかもですが…)真摯に向き合おうと思っていますのでオアシスだと思ってご連絡ください。