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【積分】『定積分の計算』途中式を飛ばさず計算方法を解説

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定積分の途中計算

今回は積分を用いて面積を求める問題です!

今回扱う問題は定期テスト、大学入試で頻出となっています。グラフを正しく描くことができるか否かで、立式のしやすさが大きく異なります。

いつも以上に丁寧にグラフを描きましょう。

今回の問題のポイント

区間 axb で常に f(x)g(x) とする。

2 つの曲線 y=f(x), y=g(x), および 2 直線 x=a, x=b で囲まれた図形の面積 S は、

 S=abf(x)g(x)dx

f:id:smohisano:20210730133044p:plain

定積分の問題

曲線 y=x32x2x+2x 軸に囲まれた図形の面積 S を求めよ。

(解説)

x32x2x+2=0 とおき、x 軸との交点を求める。

また、y=f(x) とおくと、f(1)=0 となるので、

f:id:smohisano:20210730133110p:plain

組み立て除法より、

(x1)(x2x2)

=(x1)(x+1)(x2)

x=1, 1, 2

このことを踏まえると、y=x32×2x+2 のグラフの概形は、

f:id:smohisano:20210730135228p:plain

グラフと x 軸の囲まれた部分がわかればいいので、ざっくりとしたグラフで良いです!

ここで、「曲線 y=x32x2x+2x 軸に囲まれた図形の面積 S

の「x 軸」の部分を「 y=0」 と言い換えられるので、

「曲線 y=x32x2x+2 と 直線 y=0 に囲まれた図形の 面積S

と言い換えられます。

そのことを踏まえつつ、立式すると、

S= 11{(x32x2x+2)0}dx + 12{0(x32x2x+2)}dx

= 11(x32x2x+2)dx + 12(x3+2x2+x2)dx

= [14x423x312x2+2x]11 + [14x4+23x3+12x22x]12

赤色部分を計算する。

[14x423x312x2+2x]11

=(14×1423×1312×12+2×1)

(14×(1)423×(1)312×(1)2+2×(1))

=(142312+2)(14+23122)

=142312+21423+12+2

=43+4

=83

青色部分を計算する

[14x4+23x3+12x22x]12

=(14×24+23×23+12×222×2)

 (14×14+23×13+12×122×1)

=(14×16+23×8+12×44)

 (14+23+122)

=(4+163+24)(14+23+122)

=4+163+24+142312+2

=4+143+1412

=4812+5612+312612

=512

よって、83+512=3712

おわりに

今回は積分を用いて面積を求める問題でした!

あえて小細工は一切使わずに計算してみました。工夫して計算するスキルは後からでも身につけられますが、ゴリ押しで計算する力はなかなか身に付きません。まずは苦しい計算をあえて選択してみるのが数学力をあげる一歩かもしれませんね。

さいごまで読んでいただきありがとうございました!

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私自身、数学が得意になれたのはただ運が良かったんだと思っています。たまたま親が通塾させることに積極的だったり、友達が入るって理由でそろばんに入れたり、他の科目が壊滅的だったおかげで数学が(相対的に)得意だと勘違いできたり。

”たまたま”得意になれたこの恩を、今数学の学習に困っている人に還元できたらなと思っています。お金は取りません。できる限り(何百人から連絡が来たら難しいかもですが…)真摯に向き合おうと思っていますのでオアシスだと思ってご連絡ください。

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