メニュー
yu-to
管理者
本ブログを運営しているyu-toと申します。

高校数学の解説や公務員試験問題の解説、データサイエンスについての記事を書いていきます!

「データサイエンス×教育」に興味があり、日々勉学に励んでいます。

少しでも役に立つ情報の発信をしていきますのでぜひ読んでください。

また、同志からのお声がけはとても励みになります。ぜひ、コメントやメール、SNS等でご連絡ください!
カテゴリー

【確率分布と統計的な推測】期待値と分散

  • URLをコピーしました!

期待値E(X)=k=1nxkpk

分散V(X)=E(X2){E(X)}2

期待値と分散

確率変数 X : x1, x2, , xn に対して、対応する確率 P : p1, p2, , pn が存在する時、期待値と分散は以下のように求める。

期待値

E(X)=x1p1+x2p2++xnpn

 =k=1nxkpk

分散

E(X)=m とすると、

分散 V(X)=E((Xm)2)

=(x1m)2p1+(x2m)2p2++(xnm)2pn

 =k=1n(xkm)2pn

 =E(X2){E(X)}2

標準偏差

σ(X)=V(X)

期待値の例

あるゲームを例にして説明していきます。

12 の確率で300 円、13 の確率で 600 円、16 の確率で 1200 円もらえるゲームを考える。

期待値とは、ある事柄に対してどれくらいの価値が得られる見込みがあるかを数値化したものです。ゲームセンターやパチンコなどは 1000 円で 1000 円以下の期待だから運営側が得をするわけですね。

スクロールできます
3006001200
1213 16

このような表を作成する。このとき、300 円, 500 円, 1200 円の部分を確率変数と呼びます。

あとは、縦同士で掛け算してそれぞれを足し算するだけです。

300×12+600×13+1200×16

=150+200+200=550

500 円でできるゲームなら理論上得をするゲームだということがわかりますね!

期待値と分散の問題

A のゲームは 5 枚の 100 円硬貨を同時に投げた時、表の出た硬貨をもらえる。B のゲームは 1 つのさいころを投げて、3 以上の目が出るとその目の枚数だけの 100 円硬貨をもらえ、2 以下の目が出るとその目の枚数だけの 100 円硬貨を支払う。A, B どちらのゲームに参加する方が有利か。

(解説)

方針:A のゲーム、B のゲームそれぞれの期待値を計算してどちらの期待値が高いかを考える

A のゲーム」

表が 0 枚:(12)5=132

表が 1 枚:5C1(12)(12)4=532

表が 2 枚:5C2(12)2(12)3=1032

表が 3 枚:5C3(12)3(12)2=1032

表が 4 枚:5C4(12)4(12)=532

表が 5 枚:(12)5=132

スクロールできます
もらえる金額(円)0100200300400500合計
確率132532103210325321321

期待値 =0×132+100×532+200×1032

+300×1032+400×532+500×132

  =500+2000+3000+2000+50032=5002

=250

B のゲーム」

スクロールできます
得られる金額(円)-100-200300400500600合計
確率1616161616161

期待値 =100×16+(200)×16+300×16

+400×16+500×16+600×16

  =100200+300+400+500+6006

=15006=250

期待値はお互いに 250 円のため、A, B どちらのゲームに参加しても同じ。

おわりに

さいごまで読んでいただきありがとうございました!

『統計の扉』で書いている記事

  • 高校数学の解説
  • 公務員試験の数学
  • 統計学(統計検定2級レベル)

ぜひご覧ください!

数学でお困りの方は、コメントやXでご連絡ください。(Xはこちら

私自身、数学が得意になれたのはただ運が良かったんだと思っています。たまたま親が通塾させることに積極的だったり、友達が入るって理由でそろばんに入れたり、他の科目が壊滅的だったおかげで数学が(相対的に)得意だと勘違いできたり。

”たまたま”得意になれたこの恩を、今数学の学習に困っている人に還元できたらなと思っています。お金は取りません。できる限り(何百人から連絡が来たら難しいかもですが…)真摯に向き合おうと思っていますのでオアシスだと思ってご連絡ください。

  • URLをコピーしました!